オーストラリア産の牛タンは美味しいのか

牛タンと聞くと、「仙台の牛タン」というイメージが強く、国産という印象を受けますが、

実際お店や通販で食べる牛タンのほとんどは外国産です。

 

牛タンが国産でなく外国産をつかう理由でもお話しましたが、

主に、アメリカ・カナダなどの北米産と、

オーストラリア産、ニュージーランド産が支流です。

 

もともと牛タンはアメリカ産がほとんどでしたが、以前あった輸入規制により、

オーストラリア産へシフトしていくお店が沢山ありました。

あの牛丼で有名な吉野家はアメリカ産に凄くこだわっていました。

 

牛タンも老舗店を中心としたお店は、輸入規制以前にはアメリカ産がほとんどでした。

なぜオーストラリア産でなく、アメリカ産なのでしょうか。

そしてオーストラリア産の牛タンは美味しいのでしょうか。

今回はここにテーマを当ててみました。

 

アメリカ産とオーストラリア産の肉質の違い

一般的にアメリカ産は肉質が柔らかく、脂身が多めです。

これは主に穀物飼育だからです。

 

穀物飼育は、簡単にいえば、「運動させないで、高カロリーなエサを食べさせる」ということです。

人間に例えれば分かりやすいと思いますが、筋肉がすくなく、脂肪分が多くなるので、

柔らかい、脂身が多いお肉になります。

 

それに対して、オーストラリア産は肉質が硬めで、赤身のほうが多めです。

これは主に牧草飼育だからです。

 

牧草飼育は穀物飼育と違い、自然に解き放ち、自然の牧草を食べます。

運動してますから、脂肪分が少なく、筋肉質なお肉が出来上がります。

また自然に放たれているため、肉に独特の臭いがあります。

 

一般的に穀物飼育の方が美味しく感じる

牛丼でも牛タンでもアメリカ産にこだわるのは色々理由があるかと思いますが、

脂身が多く、柔らかいお肉の方が、食べる人にとっては美味しいというのも、

理由のひとつだと思います。

口に含んだとき肉汁がジュワ~と広がる感覚は、

穀物飼育の方が高いといわれています。

 

牧草飼育は価格が安い

では牧草飼育のお肉には利点が無いのかというと、そうではありません。

エサを用意し、ちゃんとした施設が必要な穀物飼育はコストも割高になりますが、

牧草飼育は、基本自然の恵みだけですので、コストは割安になるため、

価格面では牧草飼育の方が安くなります。

 

さらに高栄養価

さらに、牧草飼育は高栄養価であるといえます。

牛タンはビタミンB群が豊富な食材でもお話しましたが、

牛タンは高栄養価でヘルシーな食材です。

その栄養価の源は、自然の牧草から摂取しています。

ちゃんと運動をして、自然の恵みをエサにしている牧草飼育は栄養価が高いのです。

 

料理によって産地を使い分けるのがおススメ

これは好みにもよりますが、老舗店などお店で牛タンを食べる場合は、

熟成作業もありますし、プロが焼いてくれますので、

どちらでも「分厚いのに柔らかく、とってもジューシー」という感覚を味わえると思います。

 

ご家庭で焼く場合は、焼き加減が難しいので、アメリカ産のほうが良いかもしれません。

多少焼きが失敗しても、肉質の柔らかさと脂身のジューシーさで、

美味しい牛タンを食べることができます。

またお肉の臭みが少ないため、苦手な女性やお子さんにも食べやすいといえます。

 

オーストラリア産の場合は、タンシチューなど煮込み料理がおススメです。

臭みも少なくなりますし、煮込むことで柔らかくなります。

また、牛タンハンバーグもおススメです。

他の挽肉の柔らかさと、オーストラリア産のこりこりした弾力のある食感が

とても良いハーモニーで美味しいです。

このように料理によって、産地を使い分けるのもひとつの方法だと思います。

 

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photo by: JoeInSouthernCA
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