牛タンの臭いを消すには

お肉好きなら気にはなりませんが、

嫌いな人にとって原因ともなるひとつが「お肉独特の臭み」ではないでしょうか。

なぜか嫌いなものって臭いに敏感だったりします。

 

牛肉はラム肉や豚肉と比べると臭みは少ないと言われていますが、

それでも臭いがあるものとがあります。

(実際は臭いの種類が違うだけで、強さを比べることができない)

 

臭いの原因はなに?

これはズバリその牛が食べてきた「エサ」と「環境」になります。

人間もそうなのですが、

動物は食べてきたものによって発する臭いが変わってきます。

 

牛も例外ではなく、

どういうエサで育ってきたのかが臭いを決める要素になります。

一般に穀物飼育で育った場合は、臭いは弱い傾向にあります。

穀物飼育の場合、施設の中で育てられ、

人間によって作られたエサを主にしているため

臭いが少ないのです。

 

これとは対照的に牧草飼育である場合は、臭いがきつくなります。

牧草飼育は自然にはなたれ、牧草を食べて育ちます。

この牧草は「草のくさみ」が強いために、

肉に独特の臭いがついてしまうのです。

 

一般的にオーストラリア産は牧草飼育が中心のため、

臭いがきついとされています。

それに対し、国産牛肉は穀物飼育が中心のため、

臭いがありません。

 

強い臭いを好まない日本人からすると、

国産牛肉の人気が高いのはこういうところにもあるのかもしれませんね。

このように穀物飼育の期間と牧草飼育の期間によって、

臭いの強さが決まってきます。

もし、自分で調理する前提で臭いが弱い牛肉を食べたいのなら、

国産牛肉がやはりよいでしょう。

 

ちなみに価格は穀物飼育のほうが割高です。

施設とエサの用意でコストがどうしてもかかるのです。

 

臭いを消すにはどうすればよいのか

さて国産牛肉を買えば臭いは少ないとお話しましたが、牛タンの場合はそうはいきません。

なぜならほとんどが外国産のためです。

アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド産がほぼすべてを占めています。

北米系は穀物飼育ですが、他は牧草飼育が多いため、

臭いは自分でなんとかするしかありません。

 

牛タンの臭いを消す方法として、ひとつは

塩やスパイスなどで下ごしらえをすることでしょう。

3%濃度の塩水にスパイス(クローブや粒コショウなど)を入れて、

40~50℃に温め、3分程漬けておくと臭いが軽減されます。

 

またタンシチューのような煮込み料理の場合は、

一度茹でたあとに、汁をすべて捨てます。

そのあと牛タンを水洗いしてから、野菜と一緒に煮込むことで、

臭いが気にならなくなります。

 

あとは有名なところでいくとやはりレモンでしょう。

酸味とフレッシュな匂いが牛タンの臭さを消してくれます。

 

逆に別の良い匂いで消すのもひとつの手です。

その際は牛タンの燻製がおススメです。

ご家庭で作るのはちょっと大変ですが、

スモークの良い香りに臭みはまったく気になりません。

最近ではすでに燻製された牛タンも売っていますので、

是非試してみると良いと思います。

 

最後に臭いの気にならないレシピをひとつ

用意するもの

・牛タン1本 皮のむいてあるもの

・ネギ1本・生姜第1個

・ニンニク2かけ

・塩、こしょう

・みそ(タン1本につき100グラム位)

作り方

1.牛タンは冷凍だったら解凍して、塩こしょうをきつめにすりこむ。

2.牛タンが丸ごと入るくらいの大きな鍋に湯を沸かし、

ネギ2/3本にざくざく切り込みを入れたものと、生姜2/3個を薄切りにしたものを入れ、

タンを入れて、竹串がすーと通るようになるまで2~3時間ほど茹でます。

3.残りのネギもみじん切りにし、生姜をすりおろし、

ニンニクをみじん切りにしたものをミソに混ぜ込んでよく練る。

4.ゆで上がったタンをさまして、厚手のビニール袋に入れ、

ミソを入れてタンに塗りつけ、そのまま冷蔵庫で2日ほど保存して出来上がりです。

 

味噌漬けってやつですね。白ネギと食べるとなお美味しいです。

どうぞお試しあれ。

 

photo by: snowpea&bokchoi
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